バイクの維持費の内訳について
これからバイクを購入しようかと考えているのであれば、費用の問題が気にかかるかもしれません。
自動車に比べるとはるかに維持費は安いのですが、それでも毎月のようにかかるコストですので、無理なく負担できるか事前に知っておいた方が良いでしょう。
まずは、バイクの維持費としてかかる費用としてどんなものがあるのか、その内訳をチェックしてみましょう。
まず税金類として、軽自動車税があります。
排気量によって異なり年間2,000円から6,000円となります。
次に重量税ですが、新車購入時もしくは年別に支払う税金となり、車検のある251cc以上のバイクで負担が発生します。
ちなみに、126ccから250cc以内のバイクも重量税を支払うのですが、新車購入時のみとなります。
251cc以上のバイクについては年間で1,900円から2,500円となり、排気量と初年度登録からの年数によって変わってきます。
その他に、保険がかかります。
自賠責は強制ですので、すべてのバイクで必要となり、年間7,500円から8,700円弱の料金となります。
民間の保険については任意ですので、入る入らないはそれぞれで決めますし、補償内容によって金額も大きく変わってきます。
251cc以上のバイクは車検がありますので、その度に5万円から10万円くらかかることがあります。
こうした手続き上必要な費用の他に、ガソリン代や駐車場代、オイル交換、タイヤ交換などのメンテナンス費用がかかってきます。
これらの維持費については、どのくらいの頻度でバイクに乗るのか、どの程度メンテナンスを行うかによっても変わってきます。
さらに、国産車の場合は消耗品やパーツは安く済みますが、輸入車だと高くなる傾向が見られます。
排気量やボディーが大きなバイクほど、燃料代やパーツ、オイル交換費用などが高くなるという原則も覚えておきましょう。
排気量別の維持費はどのくらいになるか
こうした費用内訳を、排気量別に見ていきましょう。
基本的に排気量が大きくなるほど、税金も維持コストも高くなっていきます。
特に250cc以下かそれより上かによって車検の要不要が出てきますので、大きな差が生まれます。
125ccでしたら年間で6万台の維持費となり、250ccクラスだと7万円くらいとなります。
一方で、400ccクラスとなると一気に13万円近くの年間維持費がかかります。
750ccでは14万円くらい、1000ccクラスだと16万円弱の維持費となります。
このように、バイクは排気量の違いによってかなり維持費が変わってきます。
自分が欲しいバイクのタイプと、費用負担をどこまでできるかということを比較検討して、購入するバイクを決めましょう。