バイクのオイル交換は必要な道具と手順さえ知っていれば自分でも簡単に交換できます。
難易度は高くありませんが、ずっとバイクに乗っていたいならしっかりと覚えましょう。
オイル交換に必要な道具
オイル交換では主に以下の道具が必要です。
エンジンオイル
交換に必要なエンジンオイルの量はオイルフィルターの交換と非交換で容量が異なります。エンジンに交換量が記載されているので交換前にチェックしておきましょう。
オイルフィルター
オイルフィルターは車種によって異なるので、バイクの取扱説明書にある適合表をチェックしましょう。オイル交換2回につき1回を目安に交換してください。
ドレンワッシャー
ドレンワッシャーは潰れて密閉効果を産む仕組みになっています。そのため、一度使って再利用すると密閉効果が弱くなるので、オイル交換のたびにあわせて交換するといいでしょう。
工具
メガネレンチやソケットレンチを使います。
廃油ボックス
古くなったオイルを処理するためのボックスです。オイルをそのまま流して捨てるのはいけません。廃油ボックスの処分は住んでいる自治体に従ってください。
オイル交換の手順
エンジンの種類や構造によって若干異なりますが、以下の手順になります。
古いオイルを抜く
古いオイルを受け止めるため、ドレインボルトの下に排油ボックスをセットします。
メガネレンチでドレインボルトを回してオイルを抜きます。ドレインボルトを緩めるとオイルが垂れてくるので、注意しましょう。
できるだけオイルはすべて抜きとり、ドレインボルトをしめておきます。その際、ドレンワッシャーは新品を取り付けてください。
オイルフィルターを交換する
オイルを抜いたら、オイルフィルターのカバーを外してオイルフィルターを外します。ここでもオイルが垂れてくるので廃油ボックスで受け止めるようにしてください。
新しいオイルフィルターに交換したら、カバーを取り付けます。
新しいオイルを入れる
規定量に従ってオイルを入れてください。入れ終わったら一旦エンジンをかけてエンジン内部とオイルフィルター内にオイルが浸透するようにします。
オイル漏れがないかチェックをして作業完了です。
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば30分ほどでできるようになります。