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旧車に興味があります

バイクの旧車の定義とは?

バイクにはいろいろな楽しみがあり、ファンのタイプも異なります。
最新技術を駆使したマシンを好む人もいれば、旧車のようなクラシックなモデルを求める人もいます。
特に最近は旧車の人気が高まっています。
旧車専門のバイク取扱店も多くなっていますし、マーケットでもかなり高額で取引されることもあります。

日本国内で販売されていたモデルだけでなく、海外メーカーの旧車のファンも増えています。
逆に、国産の旧モデルが欧米で大きな人気を集めるようになり、驚くようなプレミア価格が付いているといった様子も見られます。
こうした旧車について明確な定義はなく、なんとなく数十年前に製造されたモデルという意味合いで用いられることが多いです。

古くてすでに製造されていないという意味では一緒なのですが、絶版モデルとは多少異なります。
絶版モデルは単にもう製造していないというだけの話で、数年前と比較的新しいバイクも含まれているからです。
その点、旧車と言った場合は製造自体も古くて、技術的にもコンセプトも時代の流れを感じさせるレトロモデルというニュアンスが強いです。

80年代や90年代のバイクは、ネオクラシックとも言われることがあります。
これも一種の旧車なのですが、まだ年式が新しいので旧車とは言えないという人もいて、人によって定義が別れるところです。

人気のある旧車のモデル

旧車の中でも今なお高い人気を誇るモデルとしては、ホンダCBX400Fを挙げられます。
ネイキッドスタイルを形作ったと言っても良い、バランスの取れたバイクです。
スポーティーながらもクラシック感を与えるボディや、存在感のあるパーツの取り方、無駄のないフォルムなどは見る人の心を奪うものがあります。
あまりに人気が高過ぎて、盗難が相次いでいるほどです。

カワサキZ400FXも非常に人気の高い旧車です。
カワサキのZシリーズは今も続く主力モデルですが、1979年に発売されたこのモデルは初めての4ストの4気筒DOHCエンジンということで、注目を集めました。
独特の燃料タンクの形はちょっと上向きの重心、フラットなボディー上部の作りなどは、この時代ならではのかっこよさを見せてくれます。

旧車の入手方法とは?

旧車は、中古車特に旧車を多く集めているバイクショップで探すのが一番です。
旧車はパーツ交換や整備の必要性が高いので、どのショップでも取り扱えるというわけではないからです。
そのため大手チェーンの中古バイク店より、個人で経営をしているこだわりのあるお店の方が入手しやすいことがあります。
ただし、欲しいものがすぐに手に入るというものではありませんので、スタッフと仲良くなって、気になっているモデルが入ってきたら連絡をしてくれるように頼むなどして、気長に待つ必要があるでしょう。