エンジンがかからない時にチェックしたいポイントとは？
バイクに乗ろうとしたのにエンジンがかからない、そんなときには、まずキルスイッチを確認しましょう。
ONになっていないためにかからない、なんてこともよくあるのです。
ほんのケアレスミスですので、もしOFFのままならONに切り替えるだけで問題解決です。
キルスイッチがONになった状態でもエンジンが走らない場合には、燃料の状態を確認してみましょう。
とくに寒い時期や場所でエンジンをかけるときによく起こる事態としては、燃料が薄くなっているためにうまくかからなくなっている可能性があります。
この場合には、チョークをしっかり引くことで解決できます。
このチョークをしっかり引いていないことで、うまくかからないこともあります。
チョークを引いた段階でもうまくかからない場合には、改めて適切な方法で試してみましょう。
チョークを十分に引けていないと、プラグ被りを起こしてしまう可能性があるからです。
そしてこのプラグ被りが起こっていないかも、チェックポイントのひとつです。
念のため、プラグを取り外して被っていないかどうかを確認しておきましょう。
その場でチェックできる他のポイントとしては、バッテリーの状態の確認が挙げられるでしょう。
自宅でエンジンをかけてもうまくかからない場合には、バッテリーが弱っているためにかからない可能性も考えられるからです。
バイクのエンジンがかからない原因とは？
その場でチェック・対処できる方法のほかにも、エンジンがかからない原因がいくつか考えられます。
注意が必要な点としては、排気の異常がまず挙げられます。
空気を取り込んでいるにもかかわらず排気がうまくできないとエンジンがかからないので、マフラーからしっかり廃棄されているかどうかを確認してみましょう。
イグニッション系統など、電気系統に異常が発生している場合にもエンジンがかかりにくくなります。
ただ、電気系統の異常はなかなか目で見て確認するのが難しいため、いろいろな方法を試してみてそれでもかからない場合にバイク屋で確認してもらうのが一番確実です。
排気の異常とは逆に、エアクリーナーボックスが詰まった状態になっていると、空気を取り込むことができないのでエンジンがかかりにくくなります。
さらにインシュレーターに亀裂が生じている場合でも、空気の取り込みがスムーズにできなくなることでエンジンがかかりにくくなってしまいます。
最後にもうひとつ、ガソリンがしっかり入っているかどうかも念のために確認しておきましょう。
エンジンがかからない原因には、その場で修正が可能なものもあれば、部品の交換やバイク屋での修理が必要なものもあります。
まず自分で対処できそうな原因かどうかをチェックし、可能なら適切形で処置を行う、自分ではできそうにないなら無理せずにバイク屋に持っていくのが最善でしょう。