長年乗っていなくて不動車となったバイクや事故で廃車になってしまったバイクは、場所を取るだけなので早めに処分したいところです。
では、どのように処分したらいいのでしょうか。不動車や事故車の処分方法について解説します。
バイクの処分方法
バイクの処分は以下の流れになっています。
ナンバーを返納する廃車手続き
バイクの廃車手続きとはナンバープレートの返納になります。そうしないと毎年、自動車税の請求が来てしまうので、不要になったらすぐに廃車手続きをしましょう。バイクは排気量によって管轄が変わりますが、手続きの流れはほとんど一緒です。ナンバープレートと書類を提出して完了です。売却した場合は業者が手続きしてくれるので、時間が作れない場合は業者に依頼するといいでしょう。
車体の処分
バイク自体を処分する場合、通常の粗大ゴミとして処分できないので「廃棄二輪車取扱店」に引き取ってもらう必要があります。処分には数千円～1万円程度のリサイクル費用が必要です。
廃棄二輪車取扱店は一般的なバイク販売店ならほとんどが加盟しているので、問い合わせてみてください。
不動車や事故車を買取ってもらえる業者に売る
バイクの処分にはお金や手間が必要なので、どうせなら売って少しでもお金に換えたいと思うはずです。不動車や事故車でも業者によっては買取ってくれます。バイクの保管場所まで査定に来てくれますし、条件があえばそのままバイクを引き取ってくれますし、希望すれば廃車手続きまでしてくれるなどのメリットがあります。ただし、状態によっては有料での引取になる場合もありえるので、相見積もりをして買取ってくれる業者を選ぶといいでしょう。
オークションでバイク本体またはパーツを売る
オークションへ出品するという方法もあります。意外に買い手がついたりするので試してみる価値はあるでしょう。ただしパーツを売る場合、残ったパーツの処分が大変です。やり取りの手間もあるので時間がかかります。
廃車専門業者へ処分を依頼する
買取業者で買取ってもらえない場合、廃車専門業者へ処分の依頼になるでしょう。廃車専門業者は無料でバイクを処分してくれる業者です。無料で処分してもらったほうが有料で引き取ってもらうよりはいいでしょう。
選ぶ際は無料で引き取ってもらえるか、出張費を請求されないかなど確認して処分にかかる費用をチェックしてください。
動かなくなった不動車や事故車でも思っていた以上に値段がつく場合があるので、まずは買取業者に依頼しましょう。