バイクショップの種類を知っておこう
バイクに乗り始めて間もない人の中には、バイクショップに行くのがなんとなく気が引ける、怖いと感じる人も多いようです。
バイクショップというのは、バイクを買う時だけではなく、メンテナンスやアフターサービスの際に何かとお世話になるものです。
とはいっても、バイクショップの中にはやたらと“通”で、初心者がバカなことを訊けなというようなオーラを発している人もいます。
気軽にどんなことでも訊けるようなバイクショップを探すためには、まずバイクショップの種類について知る必要があります。
私たちがバイクを買う際に利用するのは、「正規販売店(ディーラー)」「大型店」「個人経営店」の3つのうちのいずれかです。
正規販売店というのはHONDAやKAWASAKI、YAMAHA、あるいはSUZUKIなど、メーカーのバイクを扱っているお店のことで、他のバイクショップでは易々と購入できないモデルなども入手できることがあります。
ニューモデルの試乗車に乗れるのも正規販売店のメリットで、純正アクセサリーなどもここなら容易に手に入ります。
また、ディーラーの残価設定クレジットなどを利用すれば、毎月の支払額を抑えることも出来て便利です。
ただし一度正規販売店でバイクを購入してしまうと、他のメーカーへの乗り換えがなかなかできず、毎回同じメーカーのバイクを選ばなければならなくなってしまいます。
厳選中古車も価格が高めなのが、正規販売店のデメリットです。
大型店と個人経営店のメリット・デメリット
バイクの大型店というのは国内に数十店舗、多いところでは300店舗以上のショップを展開していて、全国どの支店に行っても同じサービスが受けられるというメリットがあります。
ですから、転勤の多い人や夏休み・冬休みは他県に帰省して過ごすことが多い人などは、上手に活用したいものです。
最寄りのショップに欲しいと思っている中古車がなくても、全国各地から取り寄せてくれるサービスを行っている大型店も多いので、中古車を買う際に選択肢が広がります。
大型店と言ってもメーカーの直営店ではないので、新車に関しては正規販売店よりも納期がやや遅れる事がデメリットといえば言えるでしょう。
個性が強く、「バイク屋さんに行くのが怖い」と思わせがちなのが、個人経営のバイクショップです。
ですが個人経営店は、スタッフと一度打ち解けてしまえばいろいろな情報を教えてもらうこともできます。
大型店のようにスタッフが他の店に転属してしまうこともないので、長いお付き合いをしていきたいライダーには個人経営店がおすすめです。
デメリットとして、修理やメンテナンスに関しても丁寧な仕事をしてくれますが、スタッフが少ないバイクショップの場合には修理に出しても時間がかかることがよくあります。